日本国内でAI事業がレッドオーシャン化してきたからもう終了でしょ
ユーザーローカルなどAIがそこまで注目されていないときにAI事業で確かな成長をしてきた企業は、いまのAI事業参入バブルは危機だと言えます。
まず、AIはみんなが凄い期待をしていますが、本質的には人手解消や作業効率の上昇に使われるような情報システム的もので、IT人材がただちに不要になるほどのインパクトがないことから、使えたら確かに楽になるけど、それで組織が進化するほどのパワーはないという程度です。
今までのAIサービスはプロダクトが良いとか、アルゴリズムが良いとかその辺が重要だったので開発費で言えば全体に及ぶことはなく、普通のビジネス向けSaaSよりもコストが高くない可能性すらあり、先行企業の利益率は高かったです。
ただ、これからはアクセンチュアなど他のサービス含めて一気通貫にAIも含めて、UI、AIまで全てアクセンチュア!となってくるとAI技術を高めていた企業は、アクセンチュアのM&Aでがっと持っていく戦略で収益性を取られかねない。
ChatGPT等と連携し、簡単にほぼ誰でもAIプロダクトが乱雑でき、AIプロダクト作るぞ!と海外起業家が言うだけで数百億円集まるバブルなので、AIサービスはたしかに凄いものもあるけど、それは海外中心で、日本だとAppierやパークシャなど先行した一部だけが確かなAIプロダクトを持っている現状で"ほぼ過大評価"だと思いますね。
AIチャットボットサービスに一人あたり1000円出しますか?という話ですね、SaaSとしても単価は狙えないでしょうし、例えばサイボウズなどのツールに付加されるだけで、それで付加価値とも言えないのでAIチャットボットはツール内にあるのが基本、料金は取れないにすらなりえます。
ユーザーローカルも、ブレインパッドもAppierもパークシャもどのAI関連企業も売上予想や利益の大きな上昇がなく成長性は低下しているので、いっときのSaaSバブルのようになってしまっている感があります。
また、少し前のAIバブルのときは確かに売上成長100%とかのモンスターがいたので肯定できましたが、売上50%成長程度もない現状のAIバブルはただのレッドオーシャン化
私はAI株で儲けた側ですが、全く株価にファンダメンタルズが追いついてこない、ごく一部にだけ存在する程度で、過去のSaaSとAIバブル崩壊時は一部のファンダがある企業も巻き込まれて暴落しているので、AIサービスは先頭企業の成長性が低下した中で競争が激化しているので残念ながら期待以下です。