半年かかりましたがパランティアは投資時から倍を超えた
米国株投資家でもあるフルツチです。
私は2022年末にパランティアとC3.aiで米国株ポートフォリオを固めており、AI株ブームの匂いがする中で米国株で有力なAI株に投資していました。
2023年はそれが開花し、C3の方は10ドルから現在は40ドルへ
パランティアは上に上がりながら買っている画像がありますが、私の投資手法である、底値で打診買いしてから上がる限りは買い続けるという手法でポートフォリオでのAI株を拡大していました。
パランティアは年初来で130%上がっており、年初の記事で今年はテスラもいけそうだと書いたようにテクノロジー株一辺倒でリターンを底上げしています!
AI技術を活かせるだろうと現在はサービス元とは言えませんが、ユニティソフトウェアへ打診買いをしており、27ドルから現在は+6%で買い増しを入れるタイミングを探しています。
基本的に今年の最初に立てた戦略通りに、1月に強ければテスラもナスダックもいけるだろうという見立てで、米地銀ショックがあっても基本的にはホールドし続けています。
現在は日経平均株価が上がりすぎたので日本株はじわりと利確していますが、米国株に関してはパランティアとC3.aiを減らしつつ上昇で金額自体は増加の一方で、ユニティやスノーフレークなど打診買いを入れている銘柄があります。
ユニティに関しては単純にパランティアと比較したときに、最大規模は他分野で活かされた場合のユニティの方がデカそうだなと思っており、ユニティの時価総額10兆円という規模が実現不可能とは思えないので撤退しても監視リストには入れたいなと思っています。
AI株への見立て
個人的に日本株は半導体バブルだなと思いつつ、
私はAIバブルに思いっきり乗っている人間であり、AIへの集中投資は昨年の夏頃から分析を始めているのでパランティアもC3.aiも投資タイミングとしては最適なタイミングの2022年末にできています。
もちろん、Appierには先に注目して当ブログで書いていましたし、ユーザーローカルやパークシャなどの日本株も取り上げていました。
これからすると半導体バブルに警戒しつつ、AIバブルに乗っているのでAIバブル崩壊はイコールで半導体バブル崩壊に繋がるだろうことから、AI株が米国で反落するタイミングには警戒が必要です。
現在のAI株再度上昇が何を起因としているかと言えば、Nvidiaの需要見通しでしょうが、AIがあるから伸びているNvidiaの報道でAIが上がるのは逆じゃね?という感じがしていて、AIブームはそろそろ飽きられると思います。
なので、パランティアは決算を圧勝できましたが、C3.aiがミスってくればAI銘柄には冷水となるのかなと思っています。
当然、C3.aiは各社がAIに注力する前の米国上場の筆頭的なAI株だったため、ここの業績は非常に重要です。
不景気の中の株高
日本株は半導体
米国株はAI(+半導体)
が支えで上昇しており、日経平均株価とナスダックがさいつよですw
この不景気の株高はAIという未来のテクノロジーが手元にきたことへの高揚感を支えに、10年以上先の利益を見て投資されています。
長期投資といえば聞こえが良いですが、それなら他のセクターも不景気の先の利益が見えているはずであり、AIだけが利益を稼ぐわけではないでしょう。
私はAIが長期的なトレンドとして重要だと見ていますが、娯楽としてのAIは既に頭打ち感があり、自然さが増し、メタバースなどの昔注目された技術とともに再び世の中を賑やかすと思っているので、メタバースはAI技術の進展で魅力を高めています。
どちらにせよ、小さいAIプロジェクトの利益は今年出せるでしょうが、世の中を変えるという規模感でいえば、GAFAMを除いては優良でファンダメンタルズがしっかりしたAI株がないのが現実です。
PSR30倍、PER100倍とかの長期を夢見る投資家により支えられた現在の株高は、AIと半導体の支えを失うと、実は他の銘柄がそこまで強くないことに気がつくため、GAFAMTNたちが崩壊していくと追随していたAA程度の銘柄は抗えないでしょう。
AI株バブルとドットコムバブルが異なるのは、AI株と言える銘柄が少ないのと、そのAIを支配する可能性がある企業がマイクロソフトしかりGoogleしかりと巨大なので危ないバブルが起きづらい点です。
これゆえにGAFAMTNのどれかが相場を支える形で、ヒーローが入れ替わりながら10にも満たない企業だけでナスダックを押し上げる可能性は考えられます。
不景気の株高としたように、米国経済や欧州経済、中国経済を見ていると明らかに失速しており、中国はデフレ、欧州はまだインフレ、米国は流石に地銀破綻で失速と順調に経済が悪化しています。
私のスタンスはAI強気なものの、思ったよりAI企業の決算が良くないなと思っていて、Nvidiaは驚きましたが、AI企業本体の成長が株価に追いついていない状況に既になっています。
ただちに売る必要は感じないですが、何かがあれば売らないといけないのが事実で、日本株はSOX指数が強い限り大丈夫だと思っていますが…
半導体とAIの賞味期限のXデーは近い・・・かも