M&A市場はパイの奪い合いではない

以前はM&A銘柄を保有していましたがボラが大きすぎるのと市場の透明性の問題から退避していました。

本日はM&A関連の決算が多く、M&A総研が大幅下落、M&Aキャピが大幅上昇という初動の動きです。

まず議論としてあったのがM&A市場を食い合っているという話で、総研が他の企業から市場を奪っていくという議論です。

ただ、M&A市場は売上1000億円の専門企業がない現状では群雄割拠や、それこそ特化ではないけど金融機関やオリンパスやリクルートみたいに参入してくる企業がいる状態で、市場規模はとても大きいです。

そして、大企業のM&Aはとてつもない規模なので基本は中小が市場だろうと思いますが、それでも供給は圧倒的に不足しており、問題はM&Aへのイメージや信頼感であり、総研のように効率的に機械的に成長というのでモラハラが起きても普通に伸びれる市場でしょう。

ゆえに爆発成長の総研と、信頼の○○という差別化は簡単にできる市場だと思っていて、M&AキャピはM&A特化系の中では信頼できる企業です。

現在の中小企業を取り巻く環境でM&Aの担い手が過剰になるのはしばらくないので、基本的に高い期待を寄せておくべきでしょうが、ボラがデカすぎる。

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