サーバーワークスを再確認
2023年4月22日
2023年4月22日
23年2月期の決算発表でS安となったサーバーワークス
24年2月期はブルーオーシャンのクラウドシステムインテグレーターで成長優先で3割の増収を狙っていますが、減益予想です。
ただ、サーバーワークスはコロナの時期を除けば業績の下方修正がないコンサバな企業体質で、19年、22年、23年と業績の上方修正をしているので今期も上方修正の可能性はあります。
マネックス証券 |
PER推移ですが、過去2年のレンジでは結構低いところにいますが、最近まで45倍だったことを考えると50倍くらいまで下げる可能性はあります。
PBRは過去最低の1.5倍まで低下しているので、3割成長のPSR1倍割れ企業が、投資先行で下落しているのをどう考えるかはタイプによるでしょう。
ただ、サーバーワークスは利益を狙うなら利益率を上げることは容易なので、AWSとの協力関係から成長優先という状態なので、売上成長を達成しつつ、利益の上方修正があればいいなくらいの感じでしょうか。
ただ、赤字ではないものの投資CFに資金を多く回しており、資金自体は消えていっているので、自己資本の減少には警戒が必要です。
それでも150億円の時価総額に対して、現金同等物が56億円あるので来期以降の見通しがあれば投資しやすい。
サーバーワークスはPER50倍まで低下すれば投資妙味がある。
IT投資の状況を見るべきだが、日銀短観からソフトウェア投資は金融除けば規模問わず前年超えで継続しており、AWSと言えばのサーバーワークスはクラウド化のど真ん中
ー記事をシェアするー