EV充電でも太陽光パネルでも重要となるスマートメーターで強みのある大崎電気工業

東京都がEV充電器の設置を加速させるようです。

EV充電器を設置していく場合、それに比例してスマートメーターなど電気制御系の需要が増すでしょうから、EV充電銘柄は既に投資済みなのでスマートメーターでシェアの高い大崎電気工業に注目しています。

大崎電気工業は連続減益していましたが、ようやく反転となっている状況で、EV充電等が追い風になるように国内事業のみが利益が出ており、海外や製造装置が赤字という状態です。

中期経営計画は次世代スマートメーターへの注力が書かれており、家庭でのEV充電器設置はスマートメーター分岐などスマートメーターを使う方法となっており、次世代型でもシェアを取れば、需要の総取りができます。

四半期ごとの業績推移ではようやく増収が続きだしたという状態で、スマートメーターを中核とした戦略が上手くいっているようです。

国内のEV向けへの動きが加速しており、問題は指摘されていますが太陽光パネルも推進されているので、一軒家がどちらか導入すればスマートメーター需要があるという状態で、既に交換が進んでいますが、EV普及後のスマートメーター交換まで見据えて、設置台数自体が増えることを想定すれば大崎電気工業はユニークなポジションにいるでしょう。

利益のマイナスは為替差損で安定がないと大崎電気工業は厳しそうですが、スマートメーターは好調なようなので増収傾向が続けば利益確保はできると思います。

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