どうしたシステナ
2023年3月28日
2023年3月28日
銘柄スカウター |
どうしたシステナからときが経ちましたが、株価の下落によるPER低下が止まらない状態です。
次の決算が本決算であり3Qの結果が悪かったことで売られたような形ですが、反発する素振りすらなく下落を続けています。
過去5年のPERだと45倍超えている時期もあり、業績は右肩上がりなことから業績悪化によるPER上昇はないです。
現在のPER水準はいかなる時期よりも悪い状態で、4Qが悪く2割ほど利益が未達だとしてもP実績PERでも割安でしょう。
通期決算発表後の業績見通しが重要となるでしょうが四季報の24年業績予想は23年から10%程度の増益は予想しています。
つまり、本決算を普通に経過し来期見通しが四季報に近いならPERは13倍台を下回る可能性があります。
株価のチャートを見てみると、決算後に上振れ期待か?大きく下がりだし、落ち着き出したタイミングで金融不安が起きて業績不安から将来不安に拡大した可能性があり、正直行き過ぎた下落であることには変わりありません。
現在のシステナは下方修正した企業より、不祥事を起こした企業よりも下落しており、人材不足で多少足踏みしただけにしては下落の止まらなさが異常です。
新サービスやAI事業、既存事業が堅調に推移しており、主力事業はやや物足りないかもしれませんが、独立系SIはまだまだ国内で仕事があるため来期が減収減益予想でもない限りは過度に割安。
株価が下落しすぎると自社株買いをするのでシステナは自社株買いすらあると予想できますね。
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