1800社もPBRが1倍割れな日本株!?PBRを上げるための経営戦略は?

2023年3月30日  2023年3月30日 

日本株はPBR1倍割れの企業が多いことから万年割安だと言われます。

ゆえに再評価されたときの日本株は短期で10倍を超えて上がることも容易なため、上がる個別株の数自体は米国株とそこまで変わらない印象です。

なので、私は指数なら米国株、個別なら日本株という戦略です。


東証、PBR1倍割れ1800社に改善策の開示を要請

東京証券取引所は、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る上場企業に対し、株価水準を引き上げるための具体策の開示を求める。直近で1倍割れは約1800社ある。企業に資本コストや株価を意識した経営を定着させる狙いがある。


ちなみに、PBR1倍ということは解散した場合に投資家は投資額以上のリターンが帰ってくる計算になります。




PBRの計算式

PBR=時価総額÷純資産が基本式です

割安かどうか?ならPBR=PER×ROEで求める人もいます

東証が資本コストを意識した経営を定着させる狙い〜という文言は、ROEを高めるように!ということです。


ROEを高める方法には自己資本を減らし、負債を増やす方法があり、米国企業はまさにこのスタイルで100%の株主還元と負債の多さでROEが高くなりがちです。


日本企業は自己資本を上手く使っていないためにROEが低くなりがちで、それによってPBRも低くなっています。


東証は資本効率を高めるという意味で上のような内容を市場に求めているのでしょう。


これを企業が行うとすると

・株主還元強化で自己資本を減らす

・経営資源を投入する対象を借り入れで行う

この2点でやればPBRは急速に解消するでしょう。

経営が不安定化するリスクもあるため、ほとんどの企業はできないと思います。


そのため、自己資本を減らすという考えだと、株主還元強化を主に自社株買いと償却のセットが簡単な方法だろうと思います。

もちろんですが、利益を増やして投資効率を上げて株価が上がればPBR1倍以上になるでしょう…が、1800社の中でどれだけできるか?

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