AI注力でネット投稿監視のイー・ガーディアンが増収減益!個人的には予想通りの着地で下落で買い戻し
2023年2月1日
2023年2月2日
ネット投稿やサイバーセキュリティ、ゲーム関連を手掛けるイー・ガーディアンは23年度1Qは増収減益となっており、コンセンサスに未達となりました。
ネット投稿監視やサイバーセキュリティは高い需要で2桁成長を維持していますが、ゲームサポート事業は中国の規制緩和が遠いため、中国ゲームはSteamで多く見かけますが、翻訳や文化対応は回復せず減収しています。
銘柄スカウター |
売上はコンセンサス到達、利益は未達という感じです。
現在のイー・ガーディアンのPERは16倍と、業績下方修正がない限りは下落する意味がない。
他社でも中国ゲーム業界の動きが沈静化したことで苦戦していますが、中国は若者向け政策へ舵をきっており、中国関連は回復へ向かう可能性があります。
一番比率の高いソーシャルサポートが13%増収、二番目に大きいゲームが8%減収なので悪く見えます。
現在の成長事業は広告審査の代行で、もともとネット投稿監視に強みがあるため、この分野では存在感があり、広告審査関連は23%増収です。
注力するネット投稿監視や本人認証などのソーシャルサポートは2桁増収で今期予想超え、サイバーセキュリティはCMで認知度アップ、ゲーム事業など停滞感のあるオフシェア拠点は国内スタートアップの支援に回すなど効率良く事業を動かしており、ROIC25%と高い水準にあります。
オフシェア拠点があるため、円高がコストダウンに働く作用もあるので、明日下落するようなら買い戻し候補の筆頭としています!
ー記事をシェアするー