2月11日に決算発表するアドバンスクリエイトは非常に気になる高ROIC&配当性向銘柄
2023年2月4日
2023年2月4日
保険市場などネット中心に保険代理店を展開するアドバンスクリエイト
今期は40%増収の56%増益という強気の予想で、2月11日が1Q決算です。
この強気の業績予想以前の株価が1000円で現在が1155円となっており、到達できることを株価は織り込めているとは思えません。
株価1000円の22年10月の予想PERが15倍、現在はPER12倍と予想PERは当然低下しており、割安という状態。
5年間のPERで見ても平均が20倍で現在の12倍から大きく乖離しています。
ROEが18%、ROICが15%、配当利回り3%で配当性向が54%と投資効果が高い上に株主還元をしていることが見れるので投資対象として要件は満たします。
業績予想の修正履歴を見ると過去5年は通期決算の下ブレがあるものの、基本的には上方修正はしていても業績を下方修正することはないです。
また、アドバンスクリエイトはROE20%、配当性向50%、自己資本比率80%を目標数値としているため、高い収益性と株主還元を宣言しているようなものなので配当予想が35円となっていますが上ブレすると見るのが自然です。
アドバンスクリエイトは保険代理店業務が主力ですが、メディアや再保険が大きく伸びており、新事業が成長しているので業績が上向いています。
保険市場などネット系に強いため、内製化やマーケティングで通常とは違う顧客にリーチできるため差別化ができています。
直近だと保険相談アポの件数が前年比で20%増となっており、売上の元となる保険相談が増加しているので走り出しとしては十分に成長性を見せてきそうです。
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