日本にいる○○バフェットという連中に思うこと
ビジネス、投資の神様としてウォーレン・バフェットは有名です。
リーマン・ショックのときにはNYタイムズに私は米国株を買うとキャンペーンを打つことで、市場を少なからず救った存在であり、コロナショックで株価下落したときもアメリカ経済の成長を信じていると発言しており、スケール感として誰も彼には勝てないと思っています。
日本では○○バフェットと名乗る人がいますが、私はこれが基本的に全部嫌いです。
なぜなら、ウォーレン・バフェットという人物は経営者と投資家のキャリアを同時に進めており、何社も経営して成功してきた手腕で世界の企業全部含めた中でトップ10に入る利益を出している企業のトップに君臨しています。(○○バフェットを名乗るなら他人の資産の運用者か、企業のトップであれ)
バフェットの本質は経営ができるからこそ、本質的価値がただの投資家とは違う次元で分かるために、マクロ経済も短期の市場状況も関係なく投資でき、両方で成功しているわけです。
ゆえに○○バフェットを名乗っておきながらつまらない投資方法しか紹介しない人はマジで嫌いで、インデックス投資とかレバレッジを使った投資とか・・・
バフェットや相棒のマンガーのように本質だけを見て、そこから逸れた企業を取り上げるということで成功したなら最低限いいと思いますが、バフェットを名乗っておきながら、ただのグロース株とか配当株への投資の紹介程度では過大な名前です。
ウォーレン・バフェットは直近だと半導体株を救った存在であり、TSMCへの投資タイミングなんて普通の投資家なら大きなポジションを持つ最初のタイミングにしなかったでしょう。
そういう点で、バフェットは普通の投資家がしないことを基本的にしてきたので、他の人に紹介しやすくした投資方法を紹介している点で○○バフェットはウォーレン・バフェット失格ですw
最後に
日本人が想像する投資家はそれ主体で稼いでる人というイメージだと思います。
ただ、欧米では事業で成功して同時に投資をしている人がほとんどで、欧米だと経営者と投資家がセットです。
日本のように投資だけ成功、経営だけ成功みたいな片方だけの成功者がメインの社会だと資本の循環速度の違いがGDPの差を生むんでしょう。
○○バフェットを名乗る人に外せ!というブログではなく、成長株投資ならミネルヴィニとかオニール、フィッシャーとか名乗れる存在は多く、配当株でも同様なので投資手法が全く違うなら違う投資家の名前を冠に付けろよとは思いますね。
アメリカはテック企業のCEOがテスラ株を空売りするような社会なので一生敵わないw