上方修正期待の半導体商社リョーサンは佐鳥電機に続くのか?
2023年1月22日
2023年1月22日
日本企業は決算日以外で業績修正してこないのでフレキシブルではないんですが、逆に言うと決算日の修正期待で買うことができる市場です。
半導体メインのエレクトロニクス商社であるリョーサンは需給が改善して取引環境が改善したので業績が上がっています。
2Q時点で進捗率は69%と前期の53%を大きく上回っており、本来なら上方修正していないとおかしい銘柄です。半導体は足元では需要減ですが、自動車やリオープンした中国など需要があるところは大産業であり、リョーサン規模なら環境は良いと思っています。
ただし、利益上昇に円安効果があることは決算資料に書かれており、不透明な為替とマクロ状況から据え置く可能性もあります。
進捗率が高い理由は中華圏の好況と、先行投資の刈り取りと円安効果が大きく
円安分を除くと上方修正するまでかな?という感じであり、先行投資刈り取りや大型案件など持続性に疑問があるので、1月末に迎える決算で円安効果が見られるので、期待はずれの可能性もあります。
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