サイバーセキュリティのトレーニングセンターを展開し独自ポジションを築くバルクホールディングス
サイバーセキュリティのトレーニングを手掛けるコンサル業のバルクHD、サイバーセキュリティの最先端をいくイスラエルの企業との提携をしているが特徴で収益悪化から回復へ向かっています。
当社子会社による株式会社網屋とのセキュリティトレーニングセンターの共同開設など サイバーセキュリティ対策の総合支援に関する戦略的業務提携のお知らせ
サイバージムジャパンと網屋は、サイバーセキュリティ対策の総合支援を強化するため、東京都内に専門人材の高度セキュリティトレーニングを中心とするセキュリティトレーニングセンターを共同開設
ホワイトハッカー不足により各社はセキュリティ人材の確保に努めており、防衛省や警察など官でも人材不足となっており、専門職大学や学校など育成機関の創設に注力していますが、バルクホールディングスは不足ど真ん中のセキュリティ人材をイクセするセンターを運営しており、人材不足で育成急務なの高い成長性が持続しています。
足元では伊藤忠がサイバーセキュリティ対策子会社を設立しており、企業は自社インフラの防衛のためにトレンドマイクロなど既存企業だけに頼らない内部人材の確保をしています。
バルクHDは業績低迷期もありますが、20年3月期以降はサイバーセキュリティ需要が本格化しており、22年3月期からは黒字化とEPS成長へと進んでいます。
先程の適時開示でセキュリティトレーニングセンターを共同開設するため、事業にとっては設備や運営等で持続的な収益となるためプラス要因です。
昨年末はサイバージム、丸紅、サイバージムジャパンが協業しアジア諸国向けの重要インフラのセキュリティ分野で協業しており、アライアンス拡大で業績への期待が上がっています。
現在はトップラインが伸びているので、日本政府や大企業さえも獲得に苦戦するセキュリティ人材の育成という永遠の国策ど真ん中の企業なので、防衛大学にサイバー分野が設立されることもあり、ノウハウや実際にセンターを保っているバルクHDは面白い存在です。