私がギフトHDへの投資で半年間で2倍のリターンを取れた理由。重要指標は信用倍率
私の今年の輝かしい投資実績としてはギフトHDがあり、他にも100%以上のリターンを稼いだ資産はあるんですが、これは再現性が高いな!ということで紹介します。
まずギフトHDはラーメンチェーンを展開する飲食関係で私のリオープン大本命銘柄でした。
特に日本のラーメンは外国人客に好かれるまだニッチな日本食で海外展開でも上手くいっている競争力があり日本特有の食べ物です。
ギフトHDは他の飲食関係よりはコロナのダメージが少なかったので投資もできており、22年後半の外国人観光客解禁は少なくともメリットだろうと4月くらいに目をつけました。
最初の買い
私が最初に買ったのは6月23日で2000円下回るかのラインギリギリで投資しました。
実は6月17日の下落から連日買っていたんですが、PF1位にする決心がついたのが6月23日ですね。
理由は上のリオープンがあるんですが、現物株投資でも信用の動きを参考にして入っています。
ギフトHDは4月22日の週に売り残が12万株になっており4月開始時の1万株から急激に増えていた。
それからGW明けの5月13日と20日は激減し、売り残が2500株まで減少しています。
信用買いはあるので信用倍率は24-73倍と5月は高い水準で推移していました。
売りは終わったんですが、信用買いが多いことで将来の売り圧力が強いというのでまだ投資していないわけです。
6月17日、信用売りが増えるも前の5分の1と勢いがなく、信用買いは増えないというケース発生。信用倍率が10倍程度に落ちたので投資しました。
2回目の買い
信用売りは将来の買い戻し
信用買いは将来の売却
これがあるので半年後に強制的に反対売買されるか、取引がいる状況での信用買いor売りの高止まりと急上昇は嫌なわけです。
ただ、ギフトHDは7月に絶好の買い場が訪れます。
ファンダメンタルズと将来性は高いという状態で、信用売りの再増加と信用買いの急減少が起きました。
信用売りは増えても以前の10万を超えていない5万程度で許容しています。
この信用買いの減少ですが、株価が1900円→2800円と回復したのもあるでしょうが
1月は最も信用買いが多かったタイミングなので上に書いた反対売買がされたのもあると思います。信用買いの人からしても利益は出ているので撤退しても問題ないですし。
7月19日に2300円後半が2度目の大きな投資ですね。とはいえ、1度目は連続買いからPF1位まで買ったため、1回目よりは小さな投資です。
これはさらなる信用買いを将来に控えている中で、将来の買い戻し圧力の信用売りが一定いるので踏み上げもある!と思ったからです。
信用売りがある程度いて、信用買いが少ない=好材料で踏み上げ発生!!!これに期待できます。逆もありますw
その後は9月の4000円ラインまで止まることなくギフトHDは上昇を続けました。
新たな信用売りも買いもなく、穏やかな中でテクニカル?での現物買いなどが入ったのでしょう。機関かもしれないですがひたすら上昇しました。
利確の判断
決算発表での大幅高を演じて4000円へと天井突破したギフトをその日に利確しました。
実は9月の決算発表まで信用倍率が1倍台と拮抗していたギフトHDは上昇限界だなと感じていて、決算で下落するならそれはそれで売りどきだと考えていました。
※決算で急落の場合、信用買いも同時に増えるので中期的に上げづらい。
この決算による大幅高でギフトHDの売り残は24万株と急激に増えることで10月には4000円→3000円へと押し戻されたので短期的な判断としては正解でした。
逆にそこから売り残を減らし、買い残はレンジという状況なので投資はしやすい状況で株価4000円を22年末には回復しました。
ギフトHDの投資から学べたこと
明確な投資理由があり銘柄自体を信じれるという前提があり、
さらに信用倍率、売りと買いの増減を見ることで売り残枯渇でもう売れないんだなと判断して大きく投資をし、信用買いが20万株→5万株と減少する中で株価が一方的に上昇していくこと。
つまり、信用買いのダウントレンドが見えていて、信用売りがもうできないと見れば大きく投資できる!ということですね。
売り残は4月の12万株以降は10万株回復がなかったので、売り残の再急上昇がなければ保有はしやすいです。
ただ、株価急騰は売り残急上昇を招くので信用買いが少なかったとしても、売り残が増える要因となるでしょう。
ちなみに株価上昇過程で信用買いが増えていくのは良い回転がかかっていることなので信用買いが倍々ゲームになっていなければ大丈夫なんですが、ギフトHDに関しては株価の一方的な上昇中に信用買いが増えなかったために決算発表で急騰を招いたのが売り圧力になりましたね。
逆に決算発表前に信用買いが増加の一途であれば決算内容がめちゃくちゃ良くても凄い売り圧力がかかります。信用売り×信用買いの利確により。