半導体はまだ厳しいでしょ
レーザーテックは凄まじい決算でしたね!
半導体製造装置の需要自体はまだ落ちていないので、Nvidiaのような株価下落の流れはまだ早いように思いました。
個人的には業績悪化があるとしても、高値から半値なら大型な半導体関連株は総じて買いだと思ってまして、レーザーテックにしても今年の底値はPER40倍以下でコロナショック以下でした。
あとは半導体株はハイテク株復活の象徴的存在であり、相場が上方向に反転する際は先行き業績に関係なく大きく上昇する可能性があります。
とはいえ、先端半導体などPCやスマホ向けの半導体は需要が以前ほど強くなく、いまは需要野高い自動車向けの半導体を製造している状態であり、自動車も余るほどに半導体が行き渡ると半導体セクターは完全に需要旺盛な買い手を失います。
なので、半導体製造装置やメンテなどは円安メリットもありピークが22年か23年上半期にくるのでは?と思ってます。
ただし、企業によっては半導体回復と不足が挙げられており、企業によるズレがありますが、概ね半導体不足は解消に向かっていると認識しており、不足がなくなったころには余剰に転じると思ってます。
それをさらに補う理由として暗号資産が事件により総じて崩れており、プロジェクト停滞により最先端の半導体は需要減少どころか中古で出回る可能性がありつつ、米インフレ終了から期待で株高ですが、円高も同時に起きており国内の半導体セクターにとっては良いニュースは利上げ終了くらいです。
半導体セクターがコロナ禍のような成長を続けれる理由はいまのところなく、少なくとも24年くらいまでSOXが右肩上がりになる良い相場はないんじゃないかな?と思ってます。
個々で上げると
クラウド成長鈍化でデータセンター需要減=まだ
暗号資産とゲームユーザー減でGPU需要減=進行
PCやスマホ向け半導体減=QualcommやAMDが…
自動車向けのパワー半導体=需要旺盛
個人的には成長性のあるセクターでの半導体需要が一旦減少しており、EVなどより半導体を使う自動車需要もありますが、まだEVは本格普及はしてないです。