海運株とマザーズ/グロース株が逆相関する関係はどこまで続く?
2022年9月28日
2022年9月28日
海運株は相場が厳しかった2022年で比較的有効な投資先でした。
一応は業績悪化が来年以降でありながらも、配当利回りが10%という高水準でバリュー&高配当好きは求める銘柄でした。
トレーディングビュー |
2つの銘柄を新しい価格スケールで並べたチャート
オレンジが日本郵船で赤色がマザーズETFです。
年初来からの期間設定では、年前半は限りなく逆相関であり、マザーズが下がると海運株が上昇し、マザーズが回復するときに海運株は売られました。
その後の夏相場くらいでは海運株とマザーズの逆相関性は失われていました。
が、本日は海運株が急落した日です。配当落ちなどが要因のようですが・・・
日本郵船が14%のマイナス、川崎汽船は4%マイナスと幅はあります。その中でマザーズETFは2.5%プラスで日経平均株価と比較しても4倍の上昇をしており、海運株がやられるとマザーズやグロース株が買われるようです。
海運株の上昇は各社協力のファンダメンタルズの改善もありましたが、サプライチェーンの混乱や運賃高騰が主要因でしたが、世界経済が冷え込むにつれて業績が悪化していくと想定されるためどこかで売られる運命にあります。
本日は海運株の下落とマザーズ上昇の逆相関は出現しています。まだ有効だと示すにはマザーズ下落の海運株上昇がもう1回明確に出現してほしいところです。
分かりやすい日だと大型の上昇トップが海運株で、下落が大型のマザーズ銘柄かグロース株という日は逆相関で本日の逆パターンの日ですね。
そのときにマザーズが大復活することに期待・ω・
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