【アフィリエイト広告で国内上位】バリューコマースが年初来安値更新で投資妙味あり!PERベースではコロナショックを除けば安値圏
どうもこんにちは!フルツチです・ω・
本日は日経平均株価もマザーズも急落しました。マザーズ=グロース市場では場中に反発に転じた銘柄があり、私が投資しているフィナHDは2桁上昇となりポートフォリオ全体ではマイナス0.3%くらいで済みました。
目先では欧州経済の先行き不安、米国のテクニカルリセッション後のリセッション進行の懸念、金利上昇の株式価値の強制低下など問題が多くあるので、既に市場が過去と比較しても割安な水準まで売り込んだ銘柄に投資すれば、見直し買いへの期待やさらなる下落幅の小ささから低リスク中リターンの銘柄を探したい!と銘柄発掘をしています。
そこで今回取り上げる銘柄はバリューコマースというアフィリエイト広告で国内首位級の企業で、ヤフーと提携しているインターネット広告業界の大手企業です。
バリューコマースの成長性
5年の平均売上成長率では15%程度で、毎年2桁成長を続けている企業
純利では年平均で20%程度の成長をしており増収増益企業です。
そのため、増配期待も持てる企業であり、配当利回りは2%と平均的な水準ですが、21年の43円から、22年の予想配当では56円へ増配しています。
株価指標
PER予 13.5倍
PBR 4.5倍
PSR 2.3倍
ROE 17%
自己資本比率 73%
ネット広告の企業なのでPBRは業界的に高めですね。
それ以外の指標で見れば別段高いと思う箇所はないです。
自己資本比率が高く、ROEも20%には届いていませんが平均以上でありPER評価は割安と見れます。
過去とのPER、PBRの比較
PERは過去3年間で最低がコロナショック時の10.5
コロナショックからの株価回復によりPERは上昇していき、21年末の44倍が最高水準です。
株価は21年末から約半値となっており、PERは高値の44倍→26日時点に13.5倍
企業をストックで見れるPBRでは
コロナショック時:3.35倍
8月26日時点:4.47倍
21年末:9倍
現在と同じPBR水準は2020年の4月10日です。
株価にすると20年4月10日は1773円
8月26日時点では2621円と順調に企業の成長が見て取れることから、現在の株価は十分に割安で、株価指標のPBRで見れば20年4月というコロナショックから回復を始めたタイミングと同じ水準にあるというのは相対的に安心感があります。
ジャクソンホール会議の週明け月曜日のバリューコマースは3.7%と急落しましたが、相場の急変による過剰な売りをチャンスと見るならリスクがあまりなく、アフィリエイト広告という比較的景気後退に強い業態である強みなどあり、下げ過ぎだろうと思います。
インターネット広告業界はまだまだ伸びる余地があります、競争は多少ありますが大手と提携しており国内では堀がある企業でしょう。
現在の株価低迷の理由は上方修正がなかったという業績への強気な見方があったことが一因なので、相場が再評価するだけで十分にリターンが取れそうな銘柄。
相場急変の本日は大きな下落となりましたが、火曜日以降に下落がなくなり、買い優勢となるまで待ってもいい銘柄ですね。