グッドパッチはここまで売られる必要があったのか?
大学のレポートが21日締め切りで20日に終わりました!オハヨウゴザイマス!フルツチです。
さて、大学に追われすぎて株を追うことができない生活を送っていますが、ポートフォリオはプラスです😉
決算がヤバそうな企業は、期連れであれ短期的影響であれ逃げています。
その中にグッドパッチがありました。
グッドパッチは私が2021年から追っている銘柄ですが、あんまり買うタイミングのない銘柄でもあります。
金曜日の決算発表により火曜がS安!!!水曜の本日も2桁に迫る下落をしており、株価が1000円台に回復できるか!という990円台の攻防中です。
私は割安成長株になったかなと打診買いのタイミングが近いと感じました。
グッドパッチとは
デジタル上のUI/UXデザインの開発に強みをもつ企業。
日本企業のサイトを見ると最新のWEBに対応できていないサイトが無数にあり、それら全てが事業範囲かなーと漠然に思っています。
し、その需要があることから買われていた銘柄です。そのため決算で失望売りをされている状況です。
実績には丸井グループ、あしなが育英会、サントリープラス、出前館、SPEEDA等
Macを筆頭にAppleはデザイン性の高さが強く、シェアの高い海外アプリのUIにあるシンプルさは日本にはないものです。
デザインを重視していることがIR資料から分かるグッドパッチは、日本的経営の世代交代によりグッドパッチの強みが最大限に活きるときだろうと思います。
グッドパッチ IRより |
IR資料からもデザインが事業セグメントであることが書いてあり、デザイン特化でサービスを各種展開していることが分かります。
デザインで一括できてしまいますが、デザイン事業のどのセグメントが伸びているかはIRを読み解くしかないでしょう😉
IT企業を見るときに重要な請負型か準委任契約型か・・・
IT産業に関係する方や産業論で学んだ人は理解できると思いますが、この差は大きいため、グッドパッチが準委任契約で契約を増やせる形というのは、成長するほど成長しやすくなるドライバを持っていることになります。
業績面です!こちらは最新の2022年8月期第三四半期の決算説明資料です。
営業利益の伸び悩みがマイナス評価なのかなと思いますが、主に海外事業ですね。
プロジェクトの切り替わりによる稼働低下は短期的なもので無視していいため、海外要因でしょう。あとはM&Aですね。
自己資本比率は78%で堅実であり、業績は期待外れ感はあるものの・・・という感じです。
ここで考える必要があることは、いまの相場が上がり相場なら物足りないけど下がるほどではない、という決算内容である面でしょう。これで下落するなら、本来は業績的に去年売り込まれていたはずです。
しかし、需給面が悪いため、残念ながら投資家は良い決算の企業に乗り換えることで景気後退懸念や株安の影響から逃れようという動きが顕著です。
買われる銘柄は買われ、売られる銘柄が売られるというのを過剰な規模でやっている感じがします。そのため、買われていた先導株みたいな弱気相場でも強かった銘柄は、指数が上がるときに逆行安することがあり、アンワインド的な歪みはグッドパッチにも逆作用するかなと思います。
総括
個人的にグッドパッチは700円が短期的な最低ラインかなと思っていて、1000円割れ攻防が最後の大幅下落であることを期待したいですが・・・
成長が足りないことが分かりますし、要因もある程度分かります。
ただ、面白い企業であることは間違いなく、時価総額が低すぎるので需給面が特に効きやすく、決算周辺の動きが最悪の銘柄であることは間違いないです。