流動性相場が継続するなら日経平均や東証プライム、業績相場なら東証スタンダードとグロース市場へ
今年の相場は複雑怪奇で前半は業績相場的で日経平均は高値を超えず、スタンダードやグロースの銘柄が強く業績の良い銘柄が買われる分かりやすい展開でした。
しかし、日銀の利上げがなくなり大型のAI銘柄が再び上がりだすと、夏の決算では業績が良い銘柄は追加で買われなくなり優待と増配など還元が再びテーマ化していました。
少なくとも春は決算で銘柄が大きく買われていたので、6月以降は業績期待から大型株を買うか、還元で投資ゾーンを強制的に引き上げた銘柄が買われるかという展開でした。
AI相場は新ステージへ?
個人的に日経平均株価は割高だと思うので最近は積極的に買うどころか、業績相場ですらないので好業績の銘柄を利確して相対的にインデックスファンドなど流動性相場で上がりやすい資産がPF内で増えています。
日経平均株価5万円の大合唱が各地で出てきたので先週に日本株のETFは売却しましたが、NASDAQは逆に増やしたのでトランプの突然の咆哮をくらいましたw
AIバブルで大型株に資金が集中している流動性相場は基本的に大型株やテーマ株など上がっているから上がる、バスケットで資金が上から順番に入ってくる資産が上がるのでTOPIXよりは日経平均株価が上がり、資金順位が下の東証スタンダードや東証グロースは個人投資家が日経平均を基準に割高な時は手を出さなくなるので停滞しがちです。
OpenAIは2029年まで黒字化の見込みがないので、それまでは巨額投資を方方から引っ張り出して赤字を拡大させるためAI相場を非上場企業が牽引しているのは市場に歪みがあります。
OpenAIはGAFAなど上場企業と異なり投資家を気にせずに赤字拡大できるため、兆円を軽く投資する勢いが上場企業に向かうことで循環取引と一部では言われていますが資金がAI関連企業間でぐるぐる回っている状態で、その資金が回るところにいるのが巨大企業なので流動性相場はより過熱感が出ています。
例にするとNvidia→OpenAIに投資→オラクルに発注→Nvidia製品を買うという循環で、Nvidiaからの投資があったからOpenAIが投資拡大ができ、そこで増える需要で資金がNvidiaに帰ってくるのは業界が投資拡大できる間は飛躍的に業績を押し上げてくれます。
OpenAIからの全方向への投資は日本企業へも来ているので、日本企業ならインフラ関連がずっと強いです。
今のAI相場は業界内の競争から、どの企業も何らかで繋がっていてどこかが投資拡大すれば需要が全体として増えるような悪く言えばバブル的な状態なんだろうなとは思います。
日本株の好業績は東証スタンダードとグロース、プライムの中小型株
今期だけ見ると東証プライムは平均にすると増収減益で利益が減っています。
スタンダードとグロースも前期よりは弱いものの増収増益で、来期も増益なので業績相場なら東証スタンダードとグロースの方が複利でも上昇してもおかしくないです。
実際に私が今年投資して日経平均株価相場になるまで上がり続けたエフ・コードや丸千代山岡家はグロースとスタンダード市場に上場する企業で最近は業績相場でない影響からか高値から随分と下落しています。
逆に、流動性相場的な日経平均株価を代表する銘柄はグロースとスタンダードが絶好調のときの上がり方が弱く、安値で放置されていた銘柄もあるので全体で見れば循環しています。
金曜日に日経平均株価が公明党離脱からのトランプの咆哮で急落しているので、東証スタンダードやグロース、プライムにある好業績中小型株が巻き込まれて下落するなら日経平均株価は割高でも高成長で割安な銘柄が増えるので短期的には日経平均株価が吐くほど下落してくれると個人的には買いやすいです。
相場の転換なしなら好業績銘柄はブレイク待ち
大型株かつ好業績はずっと評価されているので、今の相場で割りを食っているのは好業績な中小型株になります。
こういった銘柄に投資して相場が正常化したあとに数倍になった経験は何度もありますが、通常は日経平均株価の下落を一緒にくらいます。
ここで最悪なのは日経平均株価の下落に巻き込まれ、既に好業績割安で買うべき水準を下回って絶好の買い時なのに日経平均下落の恐怖で売ってしまうと本来は日経平均以上に上昇期待ができる銘柄を買えなかったり、売ってしまうミスをしてしまいます。
個別株の良いところは最終的には業績に株価が合わせる点で、急ピッチで再評価されることもあるため業績が良い限り株価下落は上昇余地拡大でポジティブだと思います。
日経平均株価上昇に全く追従せず、逆にスタンダードやグロース市場の弱さで売られている銘柄は既に増えており、日経平均株価中心の間にいずれ上昇が確定している急落以外で下落余地が限定されている銘柄は仕込みやすい状態で狙っています。
上昇の中心銘柄を持っていない人なら、日経平均株価やTOPIX、東証プライム・スタンダード・グロースのバランスから個別株を物色すると次の相場を狙えるでしょう。
