読売333に興味投資
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読売新聞 |
読売新聞が突如発表した新たな日本株指数である読売333
日経平均株価やTOPIXに偏りありということで日本株で成長余地のある代表企業から333社を同じウェイトで入れた指数です。
日経平均株価はユニクロ株価指数と言われたり、TOPIXは(相対的に)バリュー株指数と捉えられており日経平均とTOPIXの強弱で成長系かバリュー系かの強さが測られたりします。
その点、読売333は日経平均株価やTOPIXの大ウェイト企業が入りつつも全てが同じ寄与度なので、少しずつはズレていくでしょうが時価総額でも株価でもないスタート時点=100で全てが寄与度を持つのは全体感を見やすい指数であってもいいのかなと思います。
読売333への投資意味
もし日経平均株価が上がると予想するならファーストリテイリングやソフトバンクG、半導体株を買っておけば牽引がその辺だけなので強気相場の旨い点だけを得られます。
NASDAQ100のビッグテックに投資する感じですね。
あるいは、TOPIXが上がると思うなら時価総額が強めで一気に上がりがちな自動車や金融系のバリュー株が相対強いときでしょう。
この点では日経平均株価ほど読みやすくないのでTOPIXの方が分散投資として使いやすかったです。
大型バリューだけが上がる相場で上昇するTOPIX、
半導体や一部大型銘柄が上がって、ほとんどが横ばい下落でも上がる日経平均株価。
全体が上がっているけど日経平均株価は下がっているみたいな現象で、分散として読売333は333銘柄への均等の分散で日本株全体が上がる/下がるに張ることになるのでバリューとグロースの割合もバリュー強めですが酷い偏りはないのでいいと思いました。
構成銘柄は公式サイトからご覧ください。
配当利回りがまだ出ていませんが、飲食や小売、グロースがある程度入っているので低めだろうと思います。
この指数が価値を発揮するとすれば、日経とTOPIXが下落する日にアンワインドな形の上昇で微プラスに収まるなどの展開ですが、そこまでトリッキーな銘柄は入っていないのでTOPIXと比較したいですね。