【緊急】ドル建て日経平均が年初来安値!大型株から売られている銘柄を見てみよう
どうもフルツチです!緊急で書いており、まだ相場が終わっていない13時に書いています!
本日の日本株は大型株やシクリカル、円安メリットなど個人的に見ていた銘柄が軒並み下がっていて、大型株に設定しておいた1日で3%以上下落した場合に通知するようにしていたものが多く通知されています。
下落理由は世界的な利上げとイギリスの減税政策によるトリプル安からの市場への動揺など短期的なものが多いです。
日本株では輸出企業が大きく下落しているので景気悪化が優位なのかな?とも思えます。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php |
ドル建て日経平均を見てみると、ヘッジなしで投資していた外国人から見るとコロナ前の2019年より安く、コロナショックから回復途上の5月1日の水準です。
つまり、コロナショック以外に投資していたら損失を出している状態です。
私は日本株が年初来で耐えていたのは円安要因と見ていたんですが、それは赤色とオレンジのチャートの動きを見ればある程度納得できると思います。
基本的にコロナ以前から乖離が拡がる場面が少ないためですね!ちなみにドル建て日経平均が勝っていた局面は円高です。
では、外国人投資家からすれば日本株へは投資が非常にしづらいわけです。
政策期待があったり、政権に期待があれば違うかもしれません。逆張り投資家なら円安+株安の日本株は美味しい状態ですが、短期的なリターンを狙う投資家からすると日本のトリプル安を意識するため売る可能性が高いです。
そこで今回は海外投資家が投資しやすい日本の大型株を見ていきまして、外国人が売っているのか推察しましょう!
トヨタ
世界のトヨタです。
年初来では12%程度下がっており、円安メリットを感じません。
もちろん、弱気の姿勢や生産数低下などは影響しているでしょうが株価からは向こう半年〜1年の業績も冴えないよう。
現在は2.9%安です。トヨタが1日でほぼ3%安・・・
日本取引所G
日本株の動向により利益を得る独占企業も海外からすれば分かりやすい日本株だと思います。
日本取引所は年初来で2割下落しており、ドル建て日経平均が年初来で2割安なので近い水準です。
本日は3.1%下落しています。また3%・・・
ソニー
ソニーもPS5やコンテンツ展開、家電など世界で知られている有名企業です。
こちらは年初来で35%下落しており明らかなチャンスが伺えますね。というか、トヨタや日本取引所、ソニーが年初来で2桁下落している中で日経平均が耐えているのは異常ですね。
ソニーは上の2社に比べると外国人投資家が多く、半数程度が外国人投資家の持ち分です。
本日は4.4%下落しており、この下げは異常だと判断できます。
リクルートホールディングス
日本の大型グロースの雄と言えばリクルートだと思います。外国人比率が4割あり、売る理由としては考えられます。
年初来では4割安と明らかな割安、インディードはアメリカ企業でありリクルートの海外売上比率はおよそ半分で国内向け事業ばかりに見えますがグローバル企業です。
本日は2.9%安・・・、上にあるように3%安ルールがありそう。というか、下がり方からして同じ意思で売られているとしか考えれませんねw
東京エレクトロン
半導体銘柄と言えば!と思ってます。
こちらも大型グロースに属するのかな?世界的な半導体需要の影響は受けるので半導体シクリカル銘柄です。
本日は3.5%下落しています。
さあ!今回は日本株下落を見ていきました😉
現在の日経平均は2.3%安であり、上に上がった企業は指数に総じて負けています。
本日の動向を見るに売りの主導は外国人であることは明白なようです。
世界株がさらに下落するなら、これらの大型株や外国人投資家も参入して上昇していた銘柄は軒並み売られると思います。外国人投資家が売る場合は全て売る勢いでくるため下げ止まる(世界株の回復)までは不透明です。
日本人投資家も株をぶん投げるリスクがありますが、比較的中小型株では持ちこたえれると思いますし、最近売られていたような中小型株は逆行高していて、私の持ち株ではプラスの銘柄も多いです。
本日は日経平均株価よりマザーズの方が下落率が低いので、国内を主戦場とするマザーズ等の中小型株はマシな展開なようで、これも外国人投資家が売っている理由の1つとして考えられそうです。
ただ、午後の展開ではマザーズも売られると思います、なぜなら比較的リスクが顕在化していない保険株まで売られており、国内も総売りの状況です。