中小型株へ投資するときに勝ちやすい方法
私の最近の投資実績にはエネチェンジとセーフィーが加わりました。テンバガーではないですが、短期では両方とも美味しく、レンジ相場で十分な結果を生みました。
中小型株は上下に激しく動きがちなのでリスクがある分、上手くのっていけばリターンが得やすいです。
中小型株の定義は曖昧で、私の中では700億円以下にしてます。
テンバガーをしたときに1兆円だとデカいなーということで、7000億円ならまだ現実的かなという計算で700億円以下を中小型株としてます。
日本株の時価総額ランキングでも200位くらいが7000億円なので、それくらいなら認知度の低い企業もあるかないけるかなって感じですね😏
それ以上は大型株という前に中堅株とか勝手に言ってますよw
その中小型株ですが
私は中小型株内でもグロース株をよく見ており、常時20銘柄程度は監視リストに入れています。
流石に割安過ぎでしょってなるのを待っている銘柄たちですね。
投資するときも、ただPERやPBR、PSRが低いからだけでなく。
その企業の最近の動向、過去のPBRやPSRと比較、直近のIR、同業の動向等をチェックします。
セーフィーの場合
クラウドカメラという今後も需要が見込める事業、大企業との提携が多く、たぶん業界での認知度は高いだろうという推測、サイトにある利用企業も大手が多い。まずはこれが目につきました。中小型株にとっては大企業と関係があるのは強みです。
こういった好条件があったので投資しました。売上成長は大したことないので、人によっては見逃す企業だろうなと思いました。
人が見ていない企業というのも重要で、SNSで銘柄を調べて言及がないほど良し!です、イナゴどもがいる場合はSNSで何度もトレーダーたちが書き込んでいるので、そういった株は話題がされば奈落落としです。彼らイナゴが群がっている内に売れるようにするのも狙いです。
さらにセーフィーを例にできる点として、ニュースの多さも重要点としました。
IRの重要視が叫ばれる昨今では話題性がなさ過ぎる株は思惑以外では低位になりやすいです。
その点、セーフィーは6月1日から提携などの業務拡大を報告するニュースが3件もあり、事業がしっかりと提携などで発展している感じは投資家にとっては大事だと思ってます。
セーフィーは株価が急落していってましたが、提携先の多さや利用企業の多さから、クラウドカメラという必要性の高さから潰れるわけもないし、ここまできたら安全株だなと確信が持てました。
その理由は経営者とかIR資料よりも、社会に浸透していると判断できたからですね。
エネチェンジの例
セーフィーの場合は情報が多く出ていることや大企業との関係を良しとしました。
セーフィーもIR資料は見ました。が・・・
ただ、エネチェンジの場合はYoutubeの個人投資家向け説明動画も見ました。単純に経営者は今の状況をどう見ているのか?という事を認識できるため、IRでも動画をチェックする重要性は高いです。
エネチェンジは今期見通しを下方修正したことが株価下落の要因でした、それをどう思っているのか?が個人投資家向け動画を見た理由で、経営者の方が事業のリスクを最大限に織り込んで、2Q以降に問題がないようにしたという点、下方修正したけど上回る自信があるという、まずはリスクを織り込もうという働きが良かったですね。事業に影響が出る前に目標未達を避けたことですね。
エネルギー事業の動向が悪化したため最大限悪い要素を出し切ったという発言が投資の決め手でした。
経営者がリスクを認識しているというのは最も重要な点で、自然に収束するとか、いまのリスクを多面的に経営者が認識できていないのは投資家としては嫌ですね😗
エネチェンジはコスト圧縮と水面下で動かしていた事業を全面に出す方針に切り替えた、経営スピードの速さに惹かれました。公式サイトのIRニュースの速報性の高さもエネチェンジを信頼する要素の一つとなります。同業他社で何かあったときにエネチェンジに影響があるか?まで素早く開示しているので自分から気になる点を聞く必要性が少ないです。
2つの事例から
セーフィーとエネチェンジの投資判断を振り返ってみました。
セーフィーは大企業との提携、大企業で実際に利用されているという事実から、時価総額が200億円台はおかしいという株式市場が間違っているんだという判断。
エネチェンジの場合は経営者がリスクを認知している、経営者がいまの株価を割安と認識している。今の事業以外に成長戦略があり、すぐに方針転換したというスピード性
こういった事から投資の判断をしました。
①大企業との提携があるか?
②大企業が実際にユーザーとなってるか?
③話題性=ニュースが最近あったか?→ないと事業の進展が見込めない、特に製造業以外
④事業リスクで下方修正した→経営者がリスクを言語化できているか?
⑤事業が厳しいときに経営者が適切に動けているか?
⑥SNSであまり呟かれていない
⑦証券会社のレーティングから日が経ってる
①②③がセーフィー、④⑤がエネチェンジですが、両方があるパターンもあるでしょう。
もっと汎用的なものとして⑥SNSで呟かれていないは注目がされていない=①〜⑤がクリアできていれば勝手に見つかるから、出来る限りは最初に見つけておきたい。
⑦は中小型株は顕著ですが、証券会社のレーティングがないか少ない場合に時間が経ってると
2021年は株価が3000円あって、目標株価が4000円。株価下落で2022年は1000円なのに目標株価が高いままなら評価が遅れている場合があるので、レーティング引き下げが恐いですが、見直し買いが入りやすいとも取れます。
大型株は多ければ10人以上のアナリストが予想をするので株価がレーティングに合わせて動きやすい場合がある、ただ中小型株は0〜3くらいが多いので評価できていないという市場のミスマッチを活かせる。
中小型株は基本的に市場での評価が間違っているという観点から、その振れ幅がおかしいなと判断できることが何度もあるので、それが投資タイミングですね。
特に相場全体が悪い場合に中小型株は意味不明な売られ方をするので、そこが狙い目です。