日本のハイテク株は中国刺激策次第では大反発ある?

2024年10月14日  2024年10月14日 

EVの急失速や、スマホ需要が思ったより回復しないことから村田製作所など日本の大手ハイテク株で苦戦しているところが複数あります。


AI需要で部分的に好況で、汎用的な部材が低調で同じ半導体やハイテク関連でも差が出ているので現状の敗北者でも大幅高も期待できる大手ハイテク株を上げていきます。




太陽誘電

スマホや車向けのセラミックコンデンサで上位の企業

AIサーバー向けの高単価品が伸びていますが、汎用的なスマホ向けで苦戦しており、AIや自動車向けで業績回復を狙っています。

22年3月期に一株当たり利益である433円から今期は88円まで業績低迷しており、利益より配当が多い還元性向が100%を超える企業です。


2870円の株価ですが、一株利益が400円まで回復できれば極めて割安となるので反転狙いで持っている人も多いでしょう。

PBRが1.08倍で割安水準にあり、配当が利益を超えていますが業績低迷でも赤字にはなっていないので反転があれば株価もスルスル上がっていけるでしょう。





村田製作所

世界首位の積層セラミックコンデンサーで海外売上がメインの電子部品大手

こちらも太陽誘電と同じでAIサーバー向けが活況でAI関連の成長が続く状態で電子部品が上向けば強いでしょう。


22年3月期の一株当たり利益163円がピークで今期は125円と停滞中です。

PERは22.7倍と妥当な水準であり、PBRは2.1倍と十分な評価を受けています。


競争力があるので太陽誘電ほど落ちてはいませんが、安定性があります。





ニデック

モーターの世界大手で誰もが知る企業です。

EV向けが競争激化から構造改革で改善しており、AIサーバーの活況から水冷モジュールが伸びています。

データセンター向けに投資拡大するのでトレンドを抑えています。


ニデックは中国景気の停滞から利益がピークアウトしていましたが、今期は段階取得差益から大幅増益しており最高益予想で、来期も増益予想となっています。


PERは18.46倍であり、通常20倍を割る状態は割安なので株価が特に低迷しています。

今期と来期の増益が達成できるなら極めて割安な状態で、EVの懸念があるんでしょうが産業向けやデータセンター向けなど他も大きいので狙えると思いますが、偉大な会長がいなくなったあとに京セラのようになるならリスクです。





TOWA

半導体後工程用の製造装置大手

アジア諸国の半導体増産投資が好調で受注と出荷が回復、今期と来期は長く続いた半導体関連の在庫調整から反転して最高益更新&連続増益予想です。


過去の業績推移からすれば中立くらいの状態かな?といえるので、まだ高値から崩壊している最中なので反転を見極める必要がある銘柄でしょう。





ローツェ

半導体のウエハの搬送装置の製造

先端パッケージング分野で買収含めて開拓を進めており利益拡大待ち。

今期は最高益予想で来期も増益予想ですが、どちらかといえば増収幅に注目していて、既にPER14.6倍と半導体では割安な方なので競争力をどこまで拡大できるか?で上値が広がっていくでしょう。


過去から見れば割安といえる水準ではないので、成長性でのPER拡大が必須です。





SCREENホールディングス

半導体製造装置の大手でウエハ洗浄装置で世界トップ

中国向けで想定超の需要があり、配当性向30%+自社株買いの還元強化で半導体株にしては珍しく還元強化意欲のある企業。


今期は最高益予想、来期も増益予想で株価が高値から半値になっていますが、業績的にはこれから。


PERは13.6倍ですが、他の半導体銘柄同様に最低水準ではないです。

好況なときにPER7倍、世界の半導体株が上がれば追いかけてPER4-50倍みたいな意味不明な値動きをするのが半導体株なので増益しながらPERが低下していくケースは過去を振り返ると多くの銘柄で起きているので競争力があり、かつ既に割安な銘柄は仕込みたいところ。

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