四半期配当が魅力なコムチュア
AIやRPAに強みのある独立系SI
10月30日の決算内容が芳しくないのと、現在の相場は上方修正&増配があっても下がるイカレ相場なので決算の内容は一歩引いて評価されるまではバグみたいな動きをするだろう。
9月から下げ相場が始まっていて、中小型株は先行して下落していたがコムチュアは2500円から1900円まで9月→10月末で下落してバリュエーションの低下が起きた。
金利が〜の議論があるが、金利が上がって魅力が移ったのなら日本の高配当株なんか買わずに米債買った方がほとんどお得なので為替ヘッジをした反対側からの取引以外は米債の利回りを超える方法はなかなかない。
コムチュアは日本では珍しい四半期配当銘柄で本当に株主還元を強化するなら日本企業は四半期配当を全体的に導入するべきだと思う。
コムチュアは現在の2000円の株価に対して、9月12月3月6月と年4回の配当が11.5円〜12.5円の幅で出ると予想されている。
配当性向は50%程度で配当利回りは2.3%
今期は20%増収の17%増益を予想しており安定成長はしており、PER20倍と割高さもない。
昨年は3Q後に下方修正しているので今期の進捗に余裕がない点から少しだけ下方修正のリスクも考えている、少なくとも2Q時点で上方修正は起きる気配のない数字です。
株価がこれだけ下落したので下方修正を織り込んだと思いたいですが、当然織り込んでいないので万が一下方修正があれば一旦は2割の下げも覚悟がいりそうです。
とはいえ、現在のPERは過去5年で最低レベルなのでリスクを取る価値はある水準で、日経平均株価やTOPIXが1%超下落する日の下落幅を見て下落耐性を見れば投げる人が少ないかを確認して買うこともできる。
ただし、本決算までこの企業に良い材料はないと思うので自律反発は株価上昇でのPER修正に期待するしかないので上昇幅は20%程度だろう。