マザーズ筆頭に総悲観
私はCPIは下はないだろうと半導体株以外は様子見で対応していました、そのおかげで本日の下落は思ったよりはダメージがなかった。
グロース市場が悲惨に見えるが全指数で売られており、もともと痛みのあったグロース市場がもっとも売られただけで違いはないと思う。
デイトレ勢は半導体株や日経ショートで損失を昨日までくらっていたはずで、ポジション再構築なら取り戻せたくらいの感じで、グロースロングで日経ショートなら昨日時点で資産は壊滅的で本日は日経耐えて持ち株下落で投げ売りという線もある。
グロースロングと日経ショートが有効なのは景気後退が明らかで利下げと円高があるならグロース市場だけが勝つ可能性が少し見える程度で、グロース株投資をするなら、米国株でショートするか、中国株をショートするか、金利を買うか他にポジションを組む必要がある。
日本の個人投資家はそこまで日本の半導体株を買わない傾向にある。
今年注目されたバリュー株投資からすれば半導体株はPER、PBR面でバリューではない。
時価総額が大きいので大穴狙いの投資家は買わない。
今年の成長性0や金利高でファンダで買わない。
など、買わない尽くしでAIがなければ今年の半導体は壊滅していたと思っている人がいるので、どちらかといえばショートの対象だろうか。
少なくとも本日の日本株の売りは金利高への警戒が一部にあるだろうが、投げ売りが近いと感じる。
最近の日経平均株価上昇は半導体など大型グロースが中心で個人投資家は買っていない。
それで今週は全体的に後追い買いでそんなのも上がるのか?という銘柄まで買われていて、焦りが市場から見えていた。
そこでCPIがハシゴを外したので利益がのっていなかった投資家は買いが続けられないし、理由がないので降参したのかもしれない。
本日はほぼ全ての銘柄が売られていたので、理由なく上がった銘柄は出来高が薄すぎて少しの買いで上がったのか、あるいは相場が弱い日に強いという特殊な銘柄なのだろう。
今日は少しだけサイボウズを買ってみましたが、少し警戒感がある。
弱気相場から反転したあとの決算シーズンはかなり楽になるのだが、弱気相場のままで決算に入ると評価されないので慎重に最近決算発表された銘柄の動きを見ておきたい。