高値から半値!!!小田急電鉄は円高とアフターコロナで復活する
2022年12月29日
2022年12月29日
リオープン銘柄である鉄道株は円安とインフレにより業績を下方修正したところが目立ちます。
小田急電鉄は21年2月の3300円→22年12月1600円へと1年と少しで半値になりました。
鉄道株の下落要因は個々別々にありますが、私が注目した名鉄はじわじわと1700円→2200円へと回復しており小田急も売られた理由が大した理由でないので、理由なく回復すると思っています。
さて、10月に下方修正を発表した小田急電鉄ですが理由は以下の2つをあげています。
- 夏以降のコロナ感染拡大による需要減
- 円安資源高による電気料金上昇によるマージン悪化
これが下方修正の理由であり、事業だけに絞ればホテルは赤字幅減少、百貨店や旅客は回復です。
営業利益が前年の61億円→196億円と218%増益。
株価が半年後を見るとすると21年2月の方が楽観的でおかしく、22年12月が見ている半年後は悲観的過ぎておかしいと思います。
たぶん投資家が恐れているのはインフレと円安継続による採算性悪化を公共インフラということで価格転嫁しづらいという弱み不確実性を恐れているだろうと思います。
22年12月の世の中を見ているとコロナの感染拡大やインフルエンザが猛威をふるいそうというニュースが連日流れても人出は普通に多い状態で、小田急電鉄が危惧した夏以降感染者拡大で需要減というのは幻に終わっているはずで、3Qは下方修正した割にはそこまで悪くないぞ!という決算を期待しています。
とはいえ、小田急電鉄へ投資する場合はインバウンド完全回復、米景気後退強制による円高と資源高解消を23年後半以降に見込めば小田急電鉄が下方修正の要因とした要素が解消されるので倍は難しいですが50%程度はじわじわ上げを名鉄のようにすると期待できます。
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