Paypay、LINE、ZOZO、Yahooなどの持株会社であるZHD
2022年11月14日
2022年11月14日
決算説明資料 |
ZHDのグループ企業一覧を見ていると財閥かな?と思うほど大量に企業がありますが、アスクルやZOZOなどのユーザー訴求力のある企業や、LINE、Paypayなど多くのユーザー数を誇る企業もあり、ZHDに投資すれば間接的に多くの企業の株主になれる楽しみがあります。
ZHDの株価下落要因に関しては主事業が広告系なので広告費減少も要因ですが、ソフトバンクGが下落したり、上場グループ企業が株価下落しても理由とはなり得るでしょうからZHD単体の理由で下落することはなく、ソフトバンクGが反転すれば共に上昇する可能性が高いです。
直近2Qの売上は7800億円でコンセンサスの8150億円には届かずですが、大きな決算ミスということではないです。
銘柄スカウター |
キャッシュフローは営業CFは増加傾向で、投資CFが大きい状態なのは成長企業としてはいい感じです。
ZHDの課題は楽天経済圏のようなシナジーがグループ企業で実現できておらず、LINEやPaypay、ZOZO、Yahooなど関連サービスが非常に広い割に楽天!みたいなブランド統一もないゆえに全体がばらばらにやっている感がありますね。
ZHDの成長事業としては台湾やタイなどのEC展開
国内でのPaypayカード展開などが直近では注力しています。
株価は年初来で4割以上下げていますが、下げすぎだろうと思います。
ソフトバンクGが国内に投資しないのでそちらとZHDの連携のなさも凄いですが、少なからずソフトバンクGに引っ張られて評価を下げています。
会社予想のPERがないのでコンセンサスを使う必要のあるPERはさておき、過去3年間の実績のPBRは平均が2.4倍で現在が1倍とPBR上は割安です。
国内ユーザーが多く利用するサービスを抱えている割にはぱっとしないZHD
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