【配当利回りが3.9%!!】安定的な配当銘柄である積水ハウスの投資タイミング
どうも!フルツチです。今回は日本で高シェアの住宅メーカーである積水ハウスを参考に買いのタイミングを見ていこうと思います!
積水ハウスは3割ほどが海外資産で円安が恩恵となる銘柄であり、事業の2割ほどが海外事業です。
配当性向は40%としており住宅市場が好調な内は安定的な増配が期待できます。
今現在では米国の住宅市場が悪化していますが、最近の相場回復時に不動産も大きく回復しており、金融を巻き込んだクラッシュ級でないと住宅価格の暴落も起きないでしょうから、積水ハウスの業績が急激に落ち込むには米国の失業率悪化のリセッションまで待てますね・ω・
積水ハウスの投資タイミング
バフェットコードより直近3年のPERを出しています。
積水ハウスはPERが10倍割れになる期間がほとんどないため、10倍割れなら買いと判断できそうです。
PBRでは1倍割れが買いのタイミングですね。
どちらもコロナショックや2022年前半の株式市場クラッシュのときなど、目先の不安が大きいときだけPERとPBRの落ち込みがあるため、市場が落ち着いている間はPER10倍、PBR1倍の少し上にいるのが平均的な位置のようです。
日本の住宅系銘柄では成長銘柄とは言えませんが、安定的な売上と利益成長をしており、実績の高さから相場悪化時には買いやすい配当銘柄です。
最後に日本の住宅問題
日本の住宅市場のマイナス面の問題点で言うと、人口減少があります。
が、そもそもバブル崩壊後は新築着工件数は下がり、築30年以内の物件が減っており、災害が多い最近の状態で築年数の多い物件が空き家等で社会問題化している状態です。
新築の住宅数自体がそもそも伸びておらず、比較的新しい物件が減り続けてきたため、最近では都心でバブル以来の不動産価格となったのは当然と言っていいです。
新築が各地で多く建っている印象ですが、それまでがもっと多かっただけに足りないことでリノベーションなどの違う需要が生まれているわけですね。
このことから積水ハウスのようなハウスメーカーは業績が急激に落ち込むことはなく、海外での事業も増やしていることから、安定的な成長はしばらく持続しそうです。