【年初来で2割下落】9月に3店舗出店する攻めの経営をしている三菱系の食品スーパー銘柄
どうもこんばんは、フルツチです。私が運営するブログでは日本の内需の弱さを前提に、小売や生活関連系の銘柄は避けてきていたんですが、最近はスーパーなど小売銘柄を探しています。
日本の内需の弱さは仕方ないことですが、それでも3年で見て株価がかなり低い水準にある小売銘柄には反発が可能だろうと思える銘柄があります。
今回はその中から三菱商事系の食品スーパーである、ライフコーポレーション 8194について見ていきましょう。
ライフコーポレーションの銘柄情報
バフェット・コードより、ライフコーポレーションの過去3年間のPERを表示しています。
コロナショックからはPERがやや上がっていきましたが、その後は好調な業績もあってPERが低下しており現在の8倍は過去3年では最低レベルです。
参考までにコロナショック直前が16倍
2021年末時が13倍であり、8倍という低さは業績がこれから急激に悪化しない限りは安心感のある水準です。
PERは業績で左右されるため、資本の蓄積であるPBRで見ると
株価が急落したコロナショック時のPBRが1.25倍、現在が1.12倍とコロナショック以下の株価と言って良いレベルです。
スーパーは成長性が限界であり、M&Aくらいでしか伸びれない中で関東への新規出店やAmazonとの提携で売上が年率2.5%で成長するスーパーマーケット業界では比較的成長している銘柄。
自己資本比率41%はやや低いですが、ROEが13%と国内でも平均より上であり、他のスーパーマーケットよりも高いROEで運営しています。
配当利回りは2.6%
21年の50円、22年の70円で23年予想が70円と配当は停滞しています。
が、配当性向は21%しかなく配当の維持は比較的容易なところにあります。
PB商品の拡充や戦略的地域への出店、Amazonとの提携など他のスーパーとの差別化戦略を増やしており、過去との株価指標の比較でも安い位置に置かれていて、コロナの内食バブルは弾けたと言われていますが、堅実に戦略を踏んでいるライフコーポレーションはコロナショック時よりも安い状態なのはお買い得だと思いますね。