失望しちゃう日本の最新経済データ
どうもこんばんは!フルツチです。
本日から日本株は続落していく未来が視えてます!
というのも、欧米はインフレに対応できておらず、ドイツは難民もあり失業率上昇、そうでないスペインは10%インフレ、イタリアは国債の制御に苦労と良いニュースがないです。
イギリスはエネルギーセクターが多いので株式は相対的に強いですが、本当にリセッションなら関係なし!とヨーロッパは全方悪しといった状況。
米国は個人消費に陰りが見えており、7月末に出るGDP速報では個人消費の弱さがGDPマイナスに働くんじゃないかな?と思ってます。
米国は気になるデータとして、自動車以外の商品在庫はコロナ以前は年率2%増加だったのが、今は年率12%の増加にまで商品在庫が増えており、ツイッターでは買うために数ヶ月待ちだったものはもうないよね?と商品の値下げを迫られているセクターが増えていることを指摘していて、コモディティ上昇が重しのガソリンや飲食は高いけど、それ以外はそうではないし、在庫余ってるよね?と良い指摘がされています。
つまり、欧米の利上げはエネルギーと食料の抑制に効く前に、普通の消費財が落ち込んでいく事、それが既に起きていることを示していて、欧米のテックや新興が大規模にレイオフし、テスラやネットフリックスが毎月のようにレイオフする中で、小売まで弱ければ"リセッション"ですね。
そして、本日は日本でも景気後退を匂わせるに十分な2つの急失速な経済データが出ました!
鉱工業生産は中国がロックダウンしてたし「まあ」という印象でした
が、住宅着工件数まで減っていたら「ヤバい」と思いますねw
鉱工業生産の減退は精密機械や自動車始め日本の主要産業に大きな影響を与えますし、5月が最悪としても予想と全然一致していないので6月以降も低く見積もるなら、普通に企業を見るときは下方修正の文字がよぎります。
トヨタや東京エレクトロンとか強強な企業たちは厳しいでしょうね〜
鉱工業生産は欧米市場が明らかに後退しだしているので、これから急改善はないと思います。
6月はまだマシかもしれませんが、7月は日本の電力事情が読めないので節電要請という生産亭低下が効いてくるかもしれないですね、少なくとも様子見には作用するでしょうし。
住宅着工件数低下はシンプルに内需の後退に影響しそうです。住宅を建設する需要すら後退した国の経済が上向くはずはないですねw
不動産株の中でも既にある不動産の含み益が大きい企業や、リノベや不動産再生などの新規着工ではない箇所に目を向けたいですね。
建築資材メーカーや内装メーカーも厳しいでしょうね〜
米国なら住宅販売不振だと→連想して消費財が売れないということで、家電や自動車、あとはホーム・デポみたいな引っ越した後で利用する小売などが下落しますね。
日本なら家電を日本製で固める人はいまは少ないので影響は軽微でしょうが、ニトリやヤマダ電機、トヨタとかが影響を受けそうですね。
製造業や不動産が不振となると高配当銘柄は結構厳しいですね😭
鉱工業生産の低下は=輸送の減少となり、海運株にも影響が出るはずです、継続するなら日本から輸出される物自体が減るので海運は厳しいですし、日本の経常収支の悪化も予想できます。
鉱工業生産にしても、住宅着工件数にしても予想の10倍くらい悪いので、ドイツのインフレ、ドイツの失業率、スペインのインフレ、米国の消費者信頼感指数といい予想が機能していないので、突然の値動きはこれからも多発しそうです。
いま多く目にするデータは「コロナ初期並み」の経済データの悪化ですね。