次の下落相場までに欲しいタイプの株式
先週金曜日は米国株も大幅高となり、 先導株を探す動きもありますね!
とりあえず目先のリスクは7月の米CPI等ですが、日本株にとっては自民党がどうなるかが重要です。
というのも、海外では与党が負けまくっているため政権交代のリスクが高まっています。バイデン大統領も中間選挙でトランプ陣営に敗北するのが濃厚です。
世界的にインフレや世の中の混乱で与党に対する不信感は高まっているので、日本でも反自民党の人を見ていると大衆心理学のレポートにできる一般的な反応だなと思ってます。
政権交代したら全てが良くなると考える人はお花畑だなと思えて仕方ないですねw
さあ!日本株は反発の過程ですが、既に反落への備えもしたいところで現金以外で下落相場に備えるとしたら、株価の動きが小さい銘柄に注目すべきで過去3年間の株価の動きがある程度のレンジ内にある銘柄がいいでしょう。
3年で見ることでコロナショックの底値も分かっているため、今後あるかもしれない金融危機的リスク、突発的なクラウディングアウト的リスクに備えることができるだろうと。
日本株単体でのテールリスクは日銀の利上げです。日銀の利上げは短期的には金融株に凄まじいダメージを与えると見ていいです!あとは政権交代ですね、たぶん自民党以外に日本産業を成長させる政党はないです。個人的には自民党内で岸田降ろしをしてくれれば十分。あとの野党はポピュリズムをこじらせた米国民主党の劣化版しかない印象です。
米国金融セクターETFが年初来で2割下落しており、利上げにより収益改善すると思われる米国が2割下落で、金利を低位に保とうとする日本の銀行セクターETFが1割上昇するのと対比すると、同じ金融セクターを日米比較すると30%のリターン差があります。
アメリカの利上げは金融セクターにダメージを与えました、信用リスク、評価リスク、金利差が拡大しない調達金利と運用の差額の消失、金融活動がタイト化して収益低下。
アメリカの金融セクターはショート勢などが儲けているでしょうが、持続的ではないのでリーマンショック直前にゴールドマン・サックスが最高益を出したように一方方向の相場で儲ける金融機関があっても総合的にみると厳しそうです。
そのことを考えると日本でも利上げは金融セクターにダメージを与える可能性があり、利上げが押し上げる調達コストは日本の銀行でもリスクになる可能性がありますね。
そう考えると値動きがない銘柄をセクター別に集めておいた方がよく、可能なら自己資本比率の高い=無借金経営の企業が望ましいですね。
さらに株価はレンジだけど、業績は比較的好調で増配をしているという銘柄、かつ内需と外需を分けて海外50%以上と国内60%以上を分けて投資したいですね。
これに合致する企業を→