持ち株体制に移行してから半年で株価2倍!革新を進める北國フィナンシャルホールディングスに地銀は続けるか?
記事で取り上げたエネチェンジが乱高下しており手が出せていないフルツチです。こんばんは😠
今回は昨年10月にホールディングス体制へと移行した北國フィナンシャルホールディングスを取り上げていきます!
取り上げる理由は体制移行後に株価2倍と株価上昇しているのが理由ですが・・・
なんと、私は体制変更前の北國銀行の時代から投資しているため、ポートフォリオ内の地銀では圧倒的なパフォーマンスなので、その理由と他の地銀が続けるかを考察していきます!!
北國フィナンシャルホールディングスが良いと思った理由
私が投資を開始したのも体制変更の2021年で、年始くらいに利上げで恩恵を受ける銘柄か、日本の銀行法改正を活かした地銀はないのかな〜と探していました。
利上げはまだ不透明だったので、銀行法改正による恩恵をより重視した結果、北國でした!
というのも、いまの銀行は人材派遣、ITソリューション販売、商社、コンサルティング設立等と銀行が主導する形で異業種に展開することが可能となっており、積極的にIT投資をし自己変革する銀行が多いです。
その中でも北國はホールディングスに体制変更するだけあり、様々な成長分野やフィンテックを強化しており、それを利用している声をツイッターで検索してみるとユーザーの反応が良かったので「これだな!」ともともとは千葉銀行を多めに持っていましたが、北國に変えました。
参考:北國フィナンシャルホールディングスの株価
ちなみに北國フィナンシャルホールディングスの強みや今年2月末あたりの米債金利低下時に押し目買いをしたりと、別ブログの方では何度も取り上げた銘柄です😠
銀行は自由度が多くなり、経営チームのパーパスが重要に
上で銀行が異業種に参入したり、買収したりと自由度が増していることを書きました。これは国策であり、地銀の収益体制を上げるために預金以外の業務に参入できる、そして銀行はもともと貸出先が悪化すれば経営参加するようにある程度はコンサル的なこともできるため、自分たちで出来るというのがこらからの強みになります。
つまり、地銀がコンサル業務に参画してきているのもそういった背景があり、まとめて地銀と言っても「フィンテック」「ITソリューション」「商社」「コンサル」「その他金融」と、どの分野を開拓していくのかは事業計画などIRを見ないと分かりません!
北國フィナンシャルホールディングスはどの分野を開拓していたのか?
北國フィナンシャルホールディングスの成長のための事業拡大を簡単に書きます
- 2019年 システム開発(IT) 設立
- 2021年 投資銀行機能設立
- 2021年 投資助言機能設立
- 2021年 コンサルティング機能設立
当然ですが体制変更した2021年に最も活発になっていますね、萌芽は2019年からでしょう。
投資部分では中小企業再生ファンド、事業承継ファンド、のとSDGsファンドなど地域性の強い投資ファンド組成を強調。
※最新IRより
現在は事業拡大と同時にフィンテックを進め、既存店舗は縮小することから利益率改善をしており、それが株価押上の要因となっています。
面白い取り組みとしては事業活動を書籍化している点です。
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このように今までの銀行業務から脱却していく地方銀行が出てきており、今回取り上げた北國フィナンシャルホールディングスはIRを見ていると、他の地銀と違ったアプローチをしていることが感じることができるため、中規模程度の同行の株価がここまで上昇してきた理由をみなさんもIRからも見て取れると思います。実際に私の投資理由はIRが他の地銀と異なった点やツイッターでサービスの評価が高かった点があり、こういった地銀は他にも出てくるだろうと期待できます。
他の地銀が続くとしたら、フィンテック推進と同時にITソリューション機能を保有しているか=ITシステムの販売が可能。商社やコンサル業務などを積極展開しているか、それと同時にコスト削減ができているか?=売上成長&利益率改善=株価上昇期待が持てますよ!