任天堂の株価は今期業績でちょうどいい株価になった

2026年5月12日  2026年5月12日 

最近は昨年かそれ以前に投資してきた半導体とナス100と主力株だけ上がり、今年買った銘柄はほぼ沈んでいる種まき以外が終わっているふるつちです。


 


任天堂の株価をざっくり分析しよう

今までの任天堂はSwitch2や映画のヒットや中東マネーなどプレミアムが乗っていました。

基本的に割高ですがキャッシュリッチですし強力なハードとソフトは割高評価を妥当とし続けてきましたが足元でそれが剥げてきて決算で最後の下げがきた印象です。



メモリ高騰などハード苦戦もあって今期の売上は11%減の2兆円、営業利益が2.7%増加の3700億円となっています。

最終利益は26%減になってますが営業外収益が前期は85.9%増となっているので為替差益が大きく入っているため最終利益の減少自体は意味があると思えません。

ドル円は25年と同水準、ユーロ円を少し高く見積もっていますが減益要因で、関税とメモリ高騰で1000億円を減益要因としているので為替とメモリと関税という不確実性の高い本業外の影響が多く、本体が初動で売れたしソフトがこれから増えてソフト売上比率が上がれば利益率は上がるのでハードの販売が遅れるのは痛いですが任天堂の価値はソフトなのでソフトがバズりまくるし、ハードは売れていくとは思ってます。




今の営業利益をベースに事業価値から株価を評価しよう

メインのゲーム事業と映画などIP事業を分けたいですが、ここは任天堂が一体型としているのでまとめて営業利益と減価償却を足します。

今期の営業利益3700億円に、決算説明資料にある減価償却予定の110億円を足して3810億円を今期の任天堂が本業で生み出す価値として計算します。

本来ならIP事業とゲーム事業でマルチプルは変えたいので、IPの利益が分かっていれば20〜25倍で計算するべきですが最低ラインとして計算しています。


3810億円×15で5.71兆円となり、任天堂が保有するネットキャッシュの2.2兆円を足し合わせると本業の稼ぎと資産で7.91兆円になります。

株価にすると6823円となり、決算を受けて下げた株価が6895円なので理論的な任天堂の現状評価価値に一度最接近したと見ていいでしょう。

先程書いたようにIP部門があれば高いマルチプルで評価できる部分もあるため本来は7000円くらいの評価かな?と思いますが今期の事業価値であれば現状の株価はプレミアムがほぼないです。


同じような分析だとソニーの時価総額は最低20兆円に最近はなっていて決算前は時価総額その辺で下げ止まり、決算後に上がったので事業価値からおおよそ最低の時価総額は想定できます。

いま出ている任天堂の予想が最低予想ならプレミアムが乗っかるべきで、現状の株価はほぼほぼイコール評価されてます。

任天堂が割高評価されていないのは久々なので本日の反発はある意味で正常に見えますが、短期的なバグがあれば価値以下で任天堂を買える可能性があります。

もし、関税やメモリなど任天堂が問題としている1000億円が改善されるなら当然価値は上がりますし、ハードがしっかり売れてソフトが売れて本業の利益が売れるならこの時価総額に足し合わせるので本業が再成長して20倍の評価をしていいなら株価9000円までは一気に回復できる規模感が任天堂にはあります。



最後に今期の本業が生み出す価値的には任天堂はいい線まで決算で調整したように見えます。

同じような分析をもっと高精度にしている人がいれば6800円台での反発というのは一定の意味があるように見えます。あとは買い残などの需給の悪さがありますが需給も改善されるならプレミアムが乗っかるのが自然で今期業績に+αがつくなら下値は見えてるのでここから任天堂で大負けするのは難しそうですがSwitch2次第です。

ー記事をシェアするー
B!
タグ